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第11回:不妊治療の助成金2(2013年7月13日放送の内容)

河村由美さん
さて今週も先週に続き「不妊治療の助成金」についてお届けしていきたいと思います。先週もお伝えしましたが、現在年度あたり1回150,000円を3回まで、2年目以降は2回までが対象で最長5年間、国から費用面でのサポートが受けられるということですね。

俵史子院長
凍結融解胚移植など、治療の内容によっては上限が75,000円という場合もあります。また法律上婚姻している夫婦が対象となるため、事実婚のカップルは対象外です。夫婦合算の年間所得が730万円を超える場合も、助成の対象外となります。

河村由美さん
助成金を受けるための手続きは、どのようにしたら良いのでしょうか?

俵史子院長
申請のためには申請書、受診等証明書、請求書、領収書の原本の他、住民票、戸籍謄本、所得証明書などが必要です。必要書類はお住まいの自治体にある健康福祉センターで、静岡市と浜松市の方は各市役所で入手できます。ホームページからダウンロードも可能です。指定を受けた医療機関で体外受精、顕微授精の治療を受けていることが条件であるため、申請前に確認をしてください。

河村由美さん
話は変わりますが、近い将来に不妊治療の保険が商品化されるというニュースも耳にしますが、先生はどのようにお考えですか?

俵史子院長
高度不妊治療は1回にかかる費用が高いため、費用負担を理由に治療継続を断念する方もいらっしゃいます。現在健康保険は対象外で、国の助成制度だけでは十分とはいえないため、不妊治療保険の実現には期待しています。静岡県のホームページでも詳しい情報が掲載されていますので、詳しいことを知りたいという方はぜひそちらをご覧ください。

来週は、不妊治療にかかる費用についてお届けします。

不妊治療 俵IVFクリニック

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