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第5回:患者さんのメンタルクリニック(2013年6月1日放送の内容)

河村由美さん
さて、今週は「患者さんのメンタルクリニック」についてお届けしていきたいと思います。

患者さんのメンタルケアというのは、不妊治療において重要な要素であると思いますが、俵先生の場合このことについて日頃どのように考えていますか?

俵史子院長
診察時間中に、医師が患者さんの抱える悩みをすべて解決することはなかなかできませんので、医師以外のスタッフによるサポート体制も大切と考えています。実際当院でも、カウンセリングや個別相談の時間を設け、患者さんが納得して治療に進めるよう心掛けています。

河村由美さん
診察の時だけでは、考えていることをすべて相談できない患者さんもきっといますよね。

俵史子院長
診察が終わった際の患者さんの表情で、もう少しお話をする時間が必要だと感じる時もあります。その際には、日を改めてじっくりお話を聞くカウンセリングでなく、専門看護師が診察終了後に細やかなケアを行うミニカウンセリングを積極的に実施しております。

河村由美さん
不妊治療では、つらい告知をしなけれなならないこともありますよね。

俵史子院長
残念ながら、不妊治療を受けても年齢的な要素などで、妊娠に至らないまま治療の終焉を迎えるご夫婦はいらっしゃいます。医療側は、突然治療の限界をいい渡すのではなく、予測される妊娠率や治療の目標回数などの情報を、あらかじめ提供する必要があると考えます。

来週もこの続きをお届けしていきたいと思います。

不妊治療 俵IVFクリニック

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