男性不妊外来

男性不妊外来診療日

男性不妊外来初診の方へ

担当医師紹介

無精子症について

精索静脈瘤について

男性不妊についてよくある質問

診療日


担当医師増田医師
診療日毎月第2土曜日(13:00〜15:30が診療時間となります)
※備考Web問診票をご記入のうえ、お電話にてご予約ください。
Tel. 054-288-2882

担当医師今井医師
診療日 毎月第1・4土曜日
※備考 Web問診票をご記入のうえ、お電話にてご予約ください。
Tel. 054-288-2882

担当医師田村医師
診療日 毎週水曜日
※備考 Web問診票をご記入のうえ、お電話にてご予約ください。
Tel. 054-288-2882

* 日時に変更がある場合があります。ご予約の際にご確認をお願いします。

* 原則として奥様が当院を受診中の方のみとなりますが、他院で無精子症の診断を受け、紹介状があれば受診可能です。

* 「泌尿器科手術・【MD(micro)-TESE】」が必要となる方は、増田医師または今井医師の診察を必ず一度受診して頂き、手術の準備を行っていきます。

男性不妊外来 初診の方へ

インターネットよりWeb問診票をお送りください。

◎初診時にお持ち頂くもの

  1. 保険証
  2. 他院からの紹介の方は紹介状

※なお、お子様連れでの受診はできませんのでご了承ください。

無精子症について

無精子症についての説明

無精子症とは、精液中に精子を認めない状態のことを言います。 無精子症は、大きく2つに分類されます。精子は作られているが精子の通り道に問題が生じている場合を「閉塞性無精子症」、精巣そのものに精子を作る機能がないか著しく機能低下が生じている場合は「非閉塞性無精子症」となります。精子が作られている「閉塞性無精子症」の場合は、手術で精子を採取し 顕微授精に使用することが可能です。


診断から治療までの流れ

  1. 精液検査で「無精子症」と診断されましたら、男性不妊外来にて生殖医療専門医(泌尿器科医)の診察と血液検査(ホルモン検査・遺伝学的検査:染色体検査・遺伝子検査等)を受けていただきます。(遺伝学的検査の説明はあらためて、臨床遺伝専門医から行うこともあります)
  2. 検査結果により手術の内容、予測される精子回収等についての説明を行います。
  3. ご夫婦で検討の後、手術を受けることが決まりましたら再度、男性不妊外来を受診していただきます。
  4. あらためて手術に関する具体的な説明を行います。当院で手術を行う場合、術前採血を行います。当院以外の施設で行う場合は、紹介状をお渡しします。
    パートナー(女性)が当院の診察を受けていない場合、手術までに診察を受ける必要があります。
  5. 当院または各施設で手術を受け、精子が採取できれば凍結保存します。
  6. パートナー(女性)の治療を開始します。採卵を行い卵子が採取できましたら、精子を融解し顕微授精を行います。
  7. 受精卵が得られましたら、胚移植を行います。

検査方法

染色体検査(Gバンド法) 検査は採血で行います。非閉塞性無精子症の場合、遺伝学的検査を受けることにより、遺伝的な異常の有無を確かめる必要があります。男性不妊の場合、通常と比較し高い頻度で染色体の変化が認められます。最も頻度の高いものがクラインフェルター症候群です。型によりますが、約30〜50%の確率で顕微鏡下精巣内精子採取術【MD(micro)-TESE】にて精子が回収できます。染色体異常は男性不妊の原因になっていることがあり、結果によりTESEによる精子回収の可能性を予測します。
保険適用 自己負担 9,380円
Y染色体微小欠失(AZF)検査 検査は採血で行います。一部の無精子症の男性にはY染色体のAZFという領域が欠けていること(欠失)が報告されています。AZF領域微小欠失結果でAZFa欠失、AZFb欠失、AZFb+c欠失、Y染色体長腕欠失などでは、TESEを行っても精子を回収できないことが分かっているため、TESE前にこの検査の結果によっては無駄な手術を回避することになります。一方、AZFc欠失では、精子を回収できる可能性があるのでTESEを行えます。男児が生まれるとAZFc欠失は遺伝しますがその男児が将来不妊症になるかは不明です。本検査は保険適用されていません。
保険適用 自己負担 18,850円

治療方法

不動精子症や無精子症、重度射精障害などの男性の精巣から精子を回収する手術です。

@経皮的精巣上体精子吸引術【PESA】
陰嚢皮膚より直接、精巣上体に針を刺し、内容液を吸引する方法です。採取した内容液から顕微鏡下で精子を探します。
当院では局所麻酔で行います。
A精巣内精子回収術【Simple-TESE】
陰嚢皮膚を小さく切開し、精巣組織の一部を採取する方法です。採取した組織から顕微鏡下で精子を探します。
当院では静脈麻酔で行います。
B顕微鏡下精巣内精子採取術【MD(micro)-TESE】 精巣を切開し手術用顕微鏡下で精巣組織を観察し、精細管を選別して採取する方法です。採取組織から顕微鏡下で精子を探します。
当院では静脈麻酔で行います。

★当院での日帰り手術について

当院では@経皮的精巣上体精子吸引術【PESA】、A精巣内精子回収術【Simple-TESE】、B顕微鏡下精巣内精子採取術【MD(micro)-TESE】を行っております。

手術日原則として第4土曜日
術後診察日 翌第1土曜日
担当医 今井医師
手術費用
※保険適用
(自己負担額)
@経皮的精巣上体精子吸引術【PESA】37,200円
A精巣内精子回収術【Simple-TESE】37,200円
B顕微鏡下精巣内精子採取術【MD(micro)-TESE】73,800円
※麻酔費・薬剤費は別途かかります。
※@【PESA】は局所麻酔、A【Simple-TESE】B【MD(micro)-TESE】は静脈麻酔で手術を行います。

・送迎が必要になります。
・BMI30以上や合併症のリスクが高い持病がある方は、当院で手術ができません。

他施設での手術について

聖隷浜松病院または静岡済生会病院で行っております。

@精巣内精子回収術【Simple-TESE】
A顕微鏡下精巣内精子採取術【MD(micro)-TESE】
・手術費用は各施設でのお支払いとなります。 ※保険適用
・手術は全身麻酔で行います。


■ 聖隷浜松病院リプロダクションセンター
精子が確認できた場合は凍結まで同施設で行い、後日抜糸を行う日にご本人様に当院へ精子を移送していただきます。

■ 静岡済生会総合病院泌尿器科
手術当日、当院の胚培養士が手術に立ち会い、採取された組織中に精子が存在するかどうか確認します。
さらに組織を当院へ移送し確認後、精子が見つかった場合は凍結保存します。

精索静脈瘤について

精巣の説明図

精巣(睾丸)には精索という血管の束があります。心臓から送られる新しい血液は、精索の中にある動脈を流れて精巣に到達し、古くなった血液は静脈を通って心臓へと戻っていきます。しかし、腎臓側から精巣周囲の静脈へと血液が“逆流”してしまうと、精巣や精索部に瘤ができることがあります。これが「精索静脈瘤」です。 精索静脈瘤が生じた部分は、血流の悪化や温度の上昇などが起こりやすく、精巣機能がダメージを受けてしまいます。

乏精子症(精子が少ない)・精子無力症(精子の運動性が悪い)の方で精索静脈瘤がある場合は、精索静脈瘤に対しての手術を受けられることで、その後の造精機能の回復と精液所見の改善が期待できます。術後の精液所見の改善の程度や期間は、患者さんにより異なります。不妊治療の方針については、パートナー(女性)の年齢や卵巣機能、不妊原因を考慮する必要があります。

検査方法

精索静脈瘤の診察は、視診、触診、超音波検査によって詳細に行います。
費用:超音波検査(パルスドプラ法)…保険適用 自己負担 1,500円、他再診料等

治療方法

畷生会脳神経外科病院(大阪)、または聖隷浜松病院(浜松)と連携を行い、当院の男性不妊担当医師が執刀します。(現在静岡済生会総合病院では対応不可)
手術方法には「顕微鏡下精巣静脈低位結紮術」と「精巣静脈高位結紮術」がありますが、当院医師は通常(前者)にて行います。手術成績は、手術法で差はなく精液の改善は約80%で認められています。

顕微鏡下精巣静脈低位結紮術 腰椎麻酔を行い、1泊2日入院が必要です。保険診療となります。
(畷生会脳神経外科病院では希望により全身麻酔選択可。その場合は自費診療となります。)
●腰椎麻酔による手術…保険適用 自己負担 約50,000円〜70,000円
※手術を受ける施設によって金額が異なります。
※全身麻酔による手術の場合自費 両側330,000円(税込)・片側275,000円(税込)
※各施設までの交通費や入院以外の宿泊に伴う費用は別途自己負担となります。
※詳細は手術を受ける施設にてご確認いただきます。

担当医師紹介

増田医師の写真

増田 裕医師 (医学博士)

畷生会脳神経外科病院 泌尿器科部長

日本生殖医学会生殖医療専門医、日本泌尿器科学会専門医

全国各地の不妊治療専門施設と連携し、300例以上の精巣内精子採取術【Simple-TESE】、顕微鏡下精巣内精子採取術【MD(micro)-TESE】を執刀。

静岡済生会総合病院泌尿器科と連携した【MD(micro)-TESE】、畷生会脳神経外科病院(大阪)と連携した精索静脈瘤手術を執刀しています。

今井医師の写真

今井 伸医師

聖隷浜松病院リプロダクションセンター長、総合性治療科部長

日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本性機能学会専門医・評議員、日本生殖医学会生殖医療専門医

当院のED(性機能障害)外来、男性不妊外来を担当。女性の不妊治療診察も行う事ができる全国でも数少ない医師の一人です。

当院にて行う【PESA】、【Simple-TESE】、【MD(micro)-TESE】、および 聖隷浜松病院泌尿器科と連携した【MD(micro)-TESE】と精索静脈瘤手術を執刀しています。

田村医師の写真

田村 直顕医師 (医学博士)

国立大学法人 浜松医科大学産婦人科 講師

日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医

所属する浜松医科大学産婦人科で現在不妊治療部門のリーダーを勤めています。合併症を持つ不妊症治療を得意としています。

男性不妊外来についてよくある質問

Q:男性不妊症の内訳は?
挙児を希望するカップルの約15%が不妊症であり、WHOによると原因が男性のみにあるものが24%、男女ともに原因があるものが24%と報告しており、約50%は男性に原因があるとしている。原因としては、造精機能障害・精路通過障害・性機能障害があげられます。
Q:喫煙や飲酒は男性不妊症の原因になりますか?
喫煙は精子の濃度や精子の運動性、形態のいずれに影響があると考えられています。また、飲酒は血中のテストステロン値を低下させる可能性があることが示唆されています。そのため、当院では治療に入る前に禁煙いただいております。

不妊治療 俵IVFクリニック

〒422-8066 静岡県静岡市駿河区泉町2-20

Tel. 054-288-2882 [ 地図はこちら ]

© Tawara IVF Clinic