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不育症外来

不育症外来とは

不育症の原因

リスク因子の検査について

低アスピリン・ヘパリン療法とは

不育症外来診療日

不育症外来とは

不育症外来イメージ

不妊症が妊娠そのものが困難である状態であるのに対して、不育症は「妊娠は成立するものの流産や死産を2回以上繰り返してしまう状態を言います。不育症の方は全国に2〜3万人おり、妊娠した女性の約4割は流産の経験があるといわれています。当院の不育症外来では妊娠成立はもちろんのこと「不育症」の治療を行うことで、無事に出産できるよう、サポートしています。

不育症の原因

不育症の原因

妊娠初期に起こる流産の原因の多くは受精卵(胎児)の染色体異常とされていますが、流産が繰り返される場合は不育症の原因となり得る「リスク因子」が存在することがあり、大きく、「子宮形態異常」「血栓性素因」「内分泌異常」「染色体異常」のような原因が考えられます。不育症の治療はリスク因子によって治療方法も異なるため、慎重な原因検索が必要となります。

子宮形態異常

不育症の原因 子宮形態異常

中隔子宮や双角子宮など、子宮の形と流産には関係があることが知られています。子宮形態異常の種類により治療方法が大きく異なるため、慎重な判断が必要となります。

内分泌異常

甲状腺機能亢進症や低下症などの甲状腺異常は流産と深く関係がしています。これらの甲状腺機能異常では、機能が正常になった後に妊娠を計画することが重要です。糖尿病の場合も血糖を充分にコントロールした上で妊娠計画を立てましょう。

染色体異常

まずは遺伝カウンセリング外来を受診し、正しい知識を身につけた上で染色体検査を行います。染色体異常の種類により染色体異常を引き継いだ胎児を妊娠する確率や、正確な着床前診断の知識を持った上で治療方針を検討しましょう。

抗リン脂質抗体症候群

抗リン脂質抗体症候群では、血栓症のリスクが高まります。血液を固まりにくくする治療を行います。良く用いられるお薬として、低用量アスピリンとヘパリンの併用療法が検討されます。

血液凝固因子異常

第[因子・プロテインS・プロテインCは血液が固まることを阻害する役割をします。それらの因子が欠乏すると、血液が凝固しやすくなるため流産に繋がりやすいとされています。これらの欠乏症では、低用量アスピリンの単独または低用量アスピリンとヘパリンの併用療法が検討されます。

リスク因子の検査について

子宮形態検査

不育症検査 子宮形態検査

子宮の形態は外見からでは判断できません。内診・経膣超音波検査・子宮鏡検査・子宮卵管造影検査などによって診断します。必要に応じて、MRI検査を行うこともあります。
また、子宮形態検査を行う超音波診断装置として当院ではGEヘルスケア社制Voluson E10を採用しております。最先端技術で作られたプローブから得られる膨大な情報を余すことなく描写することが出来るため、高精度の子宮・卵巣などの骨盤内臓器の診察・診断が可能です。(この超音波画像の子宮形態は正常です)

血液検査

内分泌検査 内分泌疾患の有無を調べます。甲状腺機能亢進症・甲状腺機能低下症・糖尿病 など
夫婦染色体検査 ご夫婦それぞれの染色体に異常がないかを調べます。
抗リン脂質抗体検査 抗リン脂質抗体検査が陽性の場合、12週後に再検査を行います。再検査でも陽性であった場合は抗リン脂質抗体症候群と診断されます。
その他 患者さまの症状に応じて、必要であれば血液凝固因子検査(第[因子・プロテインS・プロテインC)や抗PE(ホスファチジルエタノールアミン)抗体検査などを検討します。

低アスピリン・ヘパリン療法について

不育症の原因 胎児の血液循環

血液検査などにより、血液凝固因子異常や抗リン脂質抗体症候群と診断された方は、胎盤の母体血液から酸素や栄養をやりとりする絨毛間腔という場所に血栓ができやすくなります。血栓ができることにより絨毛の発育が阻害されると、血液循環が悪くなり赤ちゃんに酸素や栄養が充分に行き渡らなくなるため、流産や死産の原因となります。その際は、血液を固まりにくくする低用量アスピリンの内服と血液凝固防止剤のヘパリン注射剤による治療が検討されます。

不育症外来診療日

診療日 随時
予約方法 初診受診後、再診枠でお取りください

※日時に変更がある場合がございます。予約の際にご確認ください。

不妊治療専門病院 俵IVFクリニック

〒422-8066 静岡県静岡市駿河区泉町2-20

Tel. 054-288-2882 [ 地図はこちら ]

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