2022新卒採用
当院は静岡市の不妊治療・不育症治療施設の中で最も古い歴史があります。10年を超える歴史の中で蓄積された経験(診療情報)と人材を武器に、患者さんが理解・納得し、安心して不妊治療・不育症治療が受けられるようにお手伝いするのが当院スタッフの役割です。近年では年間400〜500人の出生に係わっており、これは静岡市の出生数のおおよそ1割にあたり、社会貢献度の高いお仕事と言えます。医療現場のスタッフとして常に知識や技術の向上を目指し、医療人として婦人科における不妊治療分野の最前線を共に創造していきましょう。
新卒採用募集職種
職種 | 常勤募集人数 |
---|---|
胚培養士(エンブリオロジスト)* | 2名 |
受付事務・診療クラーク | 医事1名、クラーク1名 |
診療アシスタント | 高校生求人1名、大学生求人1名 |
*胚培養士の資格の有無は問いません。農学系(畜産・動物資源)や生物学系、臨床検査などの学問を修めた方で、熱意のある方を希望します。
先輩たちの声
胚培養士/知識を深め、未来の不妊治療を支えたい
胚培養士/Sayaka Hino
入職:2019年4月
所属:培養部
出身校:岐阜大学 応用生物学部
- Q.この仕事を選んだきっかけは何ですか?
- 大学で学んだ知識を活かせる仕事をしたいと思ったことがきっかけです。胚培養士について知っていくと、技術についてもゴールがない部分に魅力を感じました。
- Q.具体的な業務内容を教えてください。
- 精液検査、精子処理、体外受精、顕微授精、胚移植 など
- Q.入職して驚いたことや不安に感じたことはありますか?
- 卵子や精子を扱うときの緊張感が強く、今でも慣れていません。でも、怖さを自覚する事を大切にすることで、日々慎重に業務を行えていると思います。
- Q.働いていて嬉しかったことを教えてください
- 患者さんとお話をする際に、患者さんの嬉しそうな顔を見る事です。大変な事もたくさんありますが、喜ぶ声や安心した様子を感じる事ができると、さらに頑張ろうと思います。
- Q.一番大変なことはなんですか
- 卵一つひとつ、精子一つひとつが患者さんからお預かりしている大切な命の源になるので、扱う際には緊張感が必要です。行動に業務に責任をもって望むため、気を張る時間が多いです。まだ、この分野で明らかになっていない事も多く、新しく学ぶ事がたくさんあり、それは楽しくもあり、大変でもあるかもしれません。
- Q.やりがいは何ですか?
- 自分自身のスキルアップはもちろんですが、それが患者さんの喜びにつながることが嬉しいです。患者さんの出産まで直接関わることはできませんが、お手紙などで、出産の喜びや感謝の言葉を頂き、培養士として関われたことを嬉しく思います。
- Q.心掛けていること、大切にしていることはなんですか?
- 卵子や精子はとても小さいため、扱うときには緊張感をもって行っています。少しの気の緩みが事故につながる可能性があるため、細心の注意をもって行っています。さらに習熟が進んでも、その気持ちは大切にしたいです。
- Q.どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
- 責任感がある人、向上心がある人、器用な人、周りの人と協力できる人
- Q.働いていてよかったこと、おすすめできるポイントがあればおしえてください
- 日々、研鑽して技術を向上させてたり、知識を深めることで、自分自身の成長を感じることができます。また、患者さんの幸せに携わることができ、やりがいを感じられます。
- Q.就職活動中の方へのメッセージ
- 技術の向上や知識を深めるために、大変なこともありますが、患者さんと関わる中でやりがいを感じることができます。
看護師/不妊症・不育症治療に携わる看護師として
看護師/Yoshika Yamane
入職:2019年9月
所属:診療部
出身校:看護専門学校
- Q.この仕事を選んだきっかけは何ですか?
- 静岡への引越しを機に職場を探している際、このクリニックに出会いました。もともと生殖医療に興味があり、魅力があったため、就職を希望しました。
- Q.具体的な業務内容を教えてください。
- 注射・採血・点滴、治療内容や治療スケジュールの説明・指導、電話対応、採卵時・移植時・検査時の医師の補助、初診時の予診・診察の補助 など
- Q.入職して驚いたことや不安に感じたことはありますか?
- 自分が想像していた以上に覚える事、勉強する事が多いです。不妊看護は全く経験がなかったため、初めて目にする耳にするものばかりで、習熟できるか不安もありました。入職後1年半を経過した現在でも、まだまだ覚えること、習熟することは多いですが、先輩の手厚いサポートのおかげで頑張れています。新しい知識や技術は一つひとつ習熟し、先輩についてトレーニング。独り立ちできるよう頑張っています。
- Q.働いていて嬉しかったことを教えてください
- 以前担当した患者さんが、処置や説明を受けたことを覚えていて、感謝の言葉をくださること。診察で話せなかった事や辛かったことを打ち明けてくださった時に、少しでも沈んだ表情が、笑顔に変化された時。
- Q.一番大変なことはなんですか
- 覚える事は本当に多いです。私が行った説明や処置が患者さんの治療に影響するため、責任と緊張を感じます。患者さんと一対一で接する時間が長いも理由の一つかもしれません。
- Q.心掛けていること、大切にしていることはなんですか?
- 子供を望んでいる方にとって不妊というのはそれだけで辛いことですが、それに不妊治療が加わると更に心身の負担を感じやすくなると思います。少しでもその苦痛をやわらげるために温かい接し方、傾聴をこころがけています。患者さんのこれからの人生に関わる治療なので、疑問に答えつつ納得のいく治療に導けるよう日々、研鑽しています。
- Q.どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
- 患者さんに対し、精神的なサポートを重点的に行う看護をしたい人。生殖医療に興味がある人。人と接するのが好きな人
- Q.働いていてよかったこと、おすすめできるポイントがあればおしえてください
- スタッフが皆優しく、積極的に助けてくれるので、精神的負担を感じずに、安心して働けること。医師も話しやすいため、気負わず相談でき、患者さんの橋渡しがスムーズにできること。子持ちの方が多いので、突然のお休みや、シフト変更にも協力的な環境だと思います。
- Q.就職活動中の方へのメッセージ
- 様々な診療科目がある中で、生殖医療は特殊な分野だと思いますが、とても奥が深く、やりがいのある仕事です。生命の誕生に対しても見方が変わるかもしれません。興味がある方は是非検討してみてください。
診療アシスタント/思いやる気持ちで、寄り添うように
診療アシスタント/Honami Nakagawa
入職:2018年6月
所属:診療部
出身校:駿河総合高等学校
- Q.この仕事を選んだきっかけは何ですか?
- 医療に携わる職に就きたかった。
- Q.具体的な業務内容を教えてください。
- 手術室での医師や看護師のアシスタントや患者さんの介助、ナースステーションにおける看護師の補助としてのお薬用意、エコー検査の補助 など
- Q.入職して驚いたことや不安に感じたことはありますか?
- 不妊であるという悩みを抱えている方が多かったこと。自分よりずっと年上の方へどう接したらよいか、入職当初は不安でした。現在は言葉遣いに注意しながら、寄り添うようにお話しをしています。
- Q.働いていて嬉しかった事は何ですか?
- 検査で不安を抱えている患者さんの介助についた際、検査終了後に「そばて励ましてくれて、とても安心できました」と言ってもらえた時。
- Q.1番大変な事は何ですか?
- 不妊症の原因だったり、治療の種類、治療の流れなど、たくさん覚える事があること
- Q.やりがいは何ですか?
- 結果が出て、笑顔の患者さんを見る事ができること
- Q.心掛けていること、大切にしている事はなんですか?
- 教えていただいたこと、注意された事を素直に吸収するようにしています。同じ失敗を繰り返さないように努力すること。
- Q.どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
- 人を思いやれる方。大変な事から逃げずに頑張れる方
- Q.働いていてよかったこと、おすすめできるポイントがあればおしえてください
- 医師や看護師と関わる機会が多く、不妊の事だけでなく、他の知識も知ることができる。難しい事が多い分。できた時に達成感を得られる。
- Q.就職活動中の方へのメッセージ
- 焦らず、自分らしく頑張れる仕事につけるように、今自分にできることを考えて、行動に移してみてください。
受付・事務/医療人としての視点が私を変える
受付・事務/Mitsuyo Suzuki
入職:2020年4月
所属:事務部
出身校:静岡産業技術専門学校
- Q.この仕事を選んだきっかけは何ですか?
- 自分が通っていた皮膚科の受付の方がとても優しくて、医療事務という仕事に興味を持ったことがきっかけです。
- Q.具体的な業務内容を教えてください。
- 受付、電話対応、レセプト、会計、助成金書類や診断書の作成の準備 など
- Q.入職して驚いたことや不安に感じたことはありますか?
- 患者さんが想像以上に多く来院されて、すべてマニュアル通りにはいかないため、イレギュラー対応を行えるようになるまでが大変でした。1年経過した今でも、分からなくて自分ひとりで解決できない事もありますが、冷静に判断し、対応できるようになりました。
- Q.働いていて嬉しかったことを教えてください
- 不妊治療の知識を日々学べること。患者さんが「ありがとうございます」と笑顔でおっしゃってくれる時。
- Q.一番大変なことはなんですか。
- 対応する患者さんに失礼のないように正しい敬語を使って話すこと。
- Q.やりがいは何ですか
- 患者さんから感謝されること。まわりの先輩方からマナーや正しい言葉使いを見て、聞いて学べること。
- Q.心掛けていること、大切にしていることはなんですか?
- 患者さんが不快な思いをしないような対応や言動。声のトーン・笑顔でいることもこころがけています。
- Q.どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
- 人と関わるのが好きな人。向上心のある人。自分の失敗を認めて次に生かせる人。人の気持ちを考られる人。明るくて、笑顔でいられる人。
- Q.働いていてよかったこと、おすすめできるポイントがあればおしえてください
- 入職した頃に比べて、敬語の使い方、振舞い方を学べた事。何の仕事を優先しなければならないかを考えて、効率的に物事を考えられるようになった事。スタッフが多いので色々な人と関われることは魅力に感じます。
- Q.就職活動中の方へのメッセージ
- 人と関わる仕事は相手を不快な気持ちにさせないように、気持ちのよいやり取りをする事が一番大切ですが、それが一番難しくもあります。正しいマナーや言葉遣い、敬語を身に着けておくことが、とても大切だと思います。ひとりで仕事をするわけではない、コミュニケーション能力もとても大切だと思います。
診療クラーク/初心を忘れず、笑顔から医療を支える
診療クラーク/Saki Takimoto
入職:2016年4月
所属:診療クラーク
出身校:静岡英和学院大学短期大学
- Q.この仕事を選んだきっかけは何ですか?
- 短大生の時に医療事務の勉強をしていたので、この経験を活かせる仕事に就きたいと漠然と思っていました。実際に院内を見学し、「自分と同世代の女性が多く楽しそう」と感じたことが大きかったです。
- Q.仕事のやりがいは何ですか?
- 自分が関わった診療で新しい命が宿る可能性があることに魅力を感じています。嬉しいことだけではなく悲しいこともありますが、毎日尊い現場に携わることはやりがいです。
- Q.1番うれしかったことは何ですか?
- 患者さんの妊娠判定の日、無事に妊娠していることが分かり診察室で嬉し涙を流す患者さんもいらっしゃいます。何度もそういった現場に立ち会うことができるのですが、もらい泣きしそうになることがあります。患者さんから幸せを分けていただくことが多々あります。
- Q.心がけていることは何ですか?
- 不妊治療はとてもデリケートな診療です。私も医療人の一員として患者さんの気持ちに寄り添い、笑顔で対応することを常に心がけています。患者さんにより安心と心地よさをお届けできるようにこれからも頑張ります。
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