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第13回:受診の心構えA(2014年12月26日放送の内容)

河村由美さん
今週も先週に引き続き「受診の心構え」について詳しくお聞きしていこうと思います。診察の流れについて教えてください。

俵史子院長
当院の場合、初診の方にはまず問診票をお渡しし、既往歴や月経に関する質問にお答えいただきます。合わせて、「検査のみを希望したいのか」「積極的な治療を希望されるのか?」などのご希望も確認します。初診日は超音波検査などの簡単な検査を行い、その時点で判断できる子宮・卵巣の状態をご説明します。その後、これからどのような検査が必要であるかをご説明していきます。受診の際には基礎体温表の持参をお願いしていますので、そこからも多くの情報を得られると思います。

河村由美さん
来院の際の重要なポイントとして、基礎体温表を必ずお持ちいただきたいということですよね。

俵史子院長
日頃、基礎体温を測定し記録しておくことは、自身の卵巣機能のサイクルの状況を知ることに役立ちます。さらに不妊症で受診する際には、医師から求められる検査の中に必ず含まれているので、受診する準備として基礎体温を測定・記録することをすすめます。もっとも、妊娠しやすい時期の推定にも応用できるので、活用していただくと良いと思います。バラつきを確認するために、できれば2カ月以上、少なくても1カ月分を記入した基礎体温表をお持ちください。

河村由美さん
受診する前にも準備をしておかなければならないことがあるんですね。

俵史子院長
ほかにも、できれば受診前に済ませておくといいこととして予防接種があります。特に、風疹は妊娠中に感染すると胎児異常を引き起こす可能性があるため、予防接種を受けたことがない方、抗体値が低い方は、不妊治療に入る前にワクチン接種を済ませておくことをおすすめします。以前にもお話ししましたが、禁煙、体重管理、高血圧など合併症がある方は、その治療などを事前にご夫婦でしっかり行ってから治療に臨んでいただきたいです。

不妊治療 俵IVFクリニック

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