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第9回:体質改善のための食生活について(2014年11月28日放送の内容)

河村由美さん
さて、今週は「体質改善のための食生活」についてお話を伺っていきたいと思います。食生活から、妊娠しやすい身体づくりは可能なのでしょうか?

俵史子院長
病院での不妊治療以外にも、妊娠のためにできるだけのことをしたいと思われている方は多いと思います。食事改善は毎日のことで、しかも簡単にできることなので妊娠しやすい身体づくりのために、ぜひ見直しをされるといいと思います。

河村由美さん
妊娠のために、特にとっておいた方がいい食べ物はありますか?

俵史子院長
まず、身体を温めるための食材。ゴボウ、ニンジンなどの根菜類、ショウガやニンニクなどの香辛料を摂取して体温を上昇させましょう。次にアンチエイジングのための食事。卵子や精子の老化を抑えるために有用です。白米より玄米がよく、またカフェインの取り過ぎに注意し、水をしっかり飲みましょう。油はショートニング、トランス脂肪酸が入ったものはなるべく避け、オリーブオイルやごま油などをおすすめします。神経質になりすぎるのはストレスにつながるので良くありませんが、不妊に効果のある食事方法や食べ物を意識して、健康で妊娠しやすい身体をつくっていくといいと思います。

河村由美さん
体質改善にサプリメントも有効とお聞きしますが。

俵史子院長
忙しい現代人にとって、一日に必要な栄養素を食事で十分補うのは至難の業。身体に不足している栄養素を補うために便利なのが、サプリメントです。ただし、どんなに優れたサプリメントをもってしても、食事そのものの代わりにはなり得ません。「サプリを飲めばなんとかなる」とは考えず、まずは食事を充実させることを大切にしてください。

河村由美さん
サプリメントを選ぶ際の注意点を教えてください。

俵史子院長
近年、驚くほどの種類のサプリメントが販売されていますが、自己判断ではなく現在の身体の状態から必要とされる成分を選択し、サプリメントを摂取することが大切です。できれば、医学的に効果が実証されたものをとっていただきたいので、不妊治療中の方は医療機関で相談されることをおすすめします。ちなみに当院では、葉酸、ビタミンC・E、一部の方にはDHEA、メラトニンなどをお勧めしています。

不妊治療 俵IVFクリニック

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