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第19回:不妊治療の期間とステップアップのタイミング(2013年9月7日放送の内容)

河村由美さん
さて今週は「不妊治療の期間とステップアップのタイミング」についてお話を伺っていきたいと思います。

いざ不妊治療を行う場合、治療の期間とステップアップのタイミング、その方の年齢や状況によって様々なケースがあるかと思いますが…。

俵史子院長
どの治療をどれだけの期間行うか、大体の目安はありますが、どの方も同じというわけではありません。年齢やどこまでの治療を希望するかによって、ステップアップの時期は多少異なってきます。

河村由美さん
一般不妊治療の場合の具体的な例でいうと・・・。

俵史子院長
排卵日をあらかじめ予測して性交渉を持つ時期を指導する「タイミング療法」では、女性の年齢が30代前半までなら1年ぐらい。30代後半ぐらいの方なら半年程度。40歳を過ぎている場合は、さらに短いスパンを目安としていただいています。

河村由美さん
人工授精ではいかがでしょうか・・・。

俵史子院長
当院では人工授精は5回ぐらいまで、年齢によっては3回までを目安としています。過去のデータから、人工授精の妊娠率は3回までは高く、その後徐々に低下、6回目以降は大幅に下がってしまいます。

河村由美さん
一般不妊治療の期間は半年が目安といわれていますが…。

俵史子院長
タイミング療法と人工授精を一般治療といいますが、精液検査やフーナーテストの結果で、どちらを選択すべきかを判断します。いずれの治療も漫然と続けるのではなく、期間や回数の目安を決め、効率よくスケジューリングして大切な時間を無駄にしないよう治療をすすめていきます。

来週は、「高度不妊症の主な治療方法」についてお届けしたいと思います。

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