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第14回:不妊治療の検査の流れ(2013年8月3日放送の内容)

河村由美さん
さて、今週は「不妊治療の検査の流れ」についてお話を伺っていきたいと思います。

検査の前にまずは"診察"ということになりますが、診察の流れについてご紹介したいと思います。

俵史子院長
当院では、初めて受診される方にはまず問診票に記載いただきます。妊娠・治療歴や月経について、ご主人についての質問もあります。その後、問診票に基づいて担当看護師が予診を行います。予診とは、医師の診察に入る前に患者さんからお話を伺うことです。患者さんによっては、多少緊張して初診の日を迎えられることがあるため、医師の診察の前にリラックスしていただくことにもつながります。気になっていることや質問したい内容を、あらかじめ伝えていただくと、その後の医師の診察がスムーズに進みます。

河村由美さん
次にいよいよ診察ですね。

俵史子院長
医師の診察では、まず問診票と基礎体温表を確認させていただきます。次に内診室で超音波検査を行い、子宮卵巣など骨盤の中の状態を一通り確認します。再度診察室に戻っていただき、超音波検査、問診票、基礎体温表から分かる身体やホルモンの状態を説明し、どのような不妊の原因が考えられるか?これからどのような検査が必要であるかを検討していきます。検査や治療についてご希望がある場合は、可能な範囲で配慮しながら方針を決めていきます。

河村由美さん
初診では、ご主人と一緒に来られることをおすすめしていますね。

俵史子院長
当院では、初診に限らず可能な範囲でご夫婦での通院をおすすめしています。治療や検査が進むにつれ、治療方針についてなどご夫婦で相談いただきたい場面も多くなってきます。その際の話し合いをスムーズに行うためには、日頃からご夫婦で同じ情報、同じ知識をもっていただく必要があると考えます。そのスタートとなるのが、初診日ですね。

河村由美さん
あと忘れてはならないのが、先ほど先生のお話にもあったように来院の際の重要なポイントとして基礎体温表を必ずお持ちいただきたいということですよね。

俵史子院長
周期による変動を見極めるためにも、できれば2カ月以上、少なくても1カ月分を記入した基礎体温表をお持ちください。ほか、これまで風疹にかかったことのない方やワクチンを接種したことのない方は初診前に風疹の抗体検査や予防接種を済ませおくと、スムーズに検査・治療に進めます。

不妊治療の検査前にも、いろいろと準備をしておかなければいけないことがあります。
来週も「不妊治療の検査の流れ」についてお届けしていきたいと思います。

不妊治療 俵IVFクリニック

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