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第6回:患者さんのメンタルクリニック2(2013年6月8日放送の内容)

河村由美さん
さて今週も先週に続き「患者さんのメンタルクリニック」についてお届けしていきたいと思います。

先週の放送で「患者さんにつらい告知をしなければならない場合がある」というお話をしましたが、治療をやめる場合はもちろんですが、思うように結果が出ずに治療をお休みしなければならないことも、患者さんにとってはつらい選択ですよね。

俵史子院長
一息つくことで、精神的なストレスから離れられ治療で負荷がかかった卵巣などを回復させる時間にもなります。焦る気持ちを抑えて治療をお休みするのは勇気が必要ですが、かえって妊娠への近道となることもあるんですよ。

河村由美さん
俵先生は女性医師ですが、女性の患者さんに精神的なケアをする場合、同性であることのメリットを感じることはありありますか?

俵史子院長
本来話しにくい性に関する悩みや、夫婦生活についての相談を受けることがあります。そこで初めて不妊の原因が判明することもありますし、自分一人で悩んでいたことが解決してすっきりされる方もいらっしゃいます。

河村由美さん
丁寧な積み重ねが、患者さんとの間に信頼関係を生むのですね。

俵史子院長
患者さんをサポートするのは医師だけではありません。看護師やカウンセラーなどの医療スタッフも、ご夫婦とコミュニケーションをとり、信頼関係を築いていくことが治療を進めていく上で大切と考えます。

河村由美さん
では、逆に医師側から患者さんに「こんな気持ちで治療に臨んでほしい」ということはありますか?

俵史子院長
専門の医師は、たくさんの経験の中で、その方に合った治療を選択することができます。インターネットなどで得た情報に振り回されてしまう患者さんを見かけますが、医師を信頼し、提案や助言に耳を傾ける心の余裕を持っていただきたいですね。

来週もこの続きをお届けしていきたいと思います。

不妊治療 俵IVFクリニック

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